霊泉幼稚園

1月の聖書の言葉

 一緒に喜んでください。(ルカによる福音書156)

あけましておめでとうございます。3学期もよろしくお願いいたします。今月の聖書の言葉はイエス・キリストが語った次のたとえ話と問いかけからとられています。

“あなたがたの中に百匹の羊を持っている人がいて、その一匹を見失ったとすれば、九十九匹を野原に残して、見失った一匹を見つけ出すまで探し回らないだろうか?見失った羊を見つけた羊飼いは、喜んでその羊を担いで家に帰り、友達や近所の人々を呼び集めて、一緒に喜んでください、とまで言うだろう。”

ここでは羊飼いが神様に、羊が人間にたとえられています。イエス様の問いかけに、私たちはおうおうにしてこう考えてしまいます。

「でも、たった一匹のために、野原に無防備な九十九匹を残していくことが果たして賢明なことなのだろうか・・・」

だから、このたとえ話は逆説をはらんでいます。羊飼いは「わたしは九十九匹まだ持っているから、一匹失っても、たいした損失ではない。」と考えることもできました。けれども、羊飼いはまさにその一匹を探しに行くことを選択したのです。なぜなら、羊飼いにとっては一匹一匹がかけがえないの羊なのであり、最も助けを必要とする羊、見捨てられた羊がいたら、羊飼いはそれを探しに行くのです。

このたとえ話を聞かされた時どうしても、

「羊飼いはこの羊だけに特別手を差し伸べてあげて、他の羊のことは忘れているのではないか。」

と捉えてしまいがちです。しかし、そうではありません。神様はすべての人が失われてはならない存在だと考えているのです。

今霊泉幼稚園には35名の子どもたちが在園していますが、同じようにこの35名全員が私たちにとってかけがえない一人一人です。

園長 山田原野

 

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