霊泉幼稚園

1月の聖書の言葉

子よ、元気を出しなさい。(マタイによる福音書92)

 あけましておめでとうございます。3学期もよろしくお願いいたします。年のはじまりにあたり、元気で事にあたりたいと願うのはみな同じです。1月の聖書の言葉は「子よ、元気を出しなさい。」です。

これはイエス様の言葉なのですが、イエス様は中風という病にある人にこう声をかけて、中風をいやしました。聖書の中の時代(紀元1世紀)の人々はまだ「病気になったのは罪の結果である」と考えていました。この当時、病気になるということは身体的な苦しみだけではなく、社会から「罪人」として隔離されてしまうという苦しみもありました。イエス様が病人をいやしたという記載が聖書の中で何度も出てきますが、それは、その人の身体的な治癒だけではなく、落ち込んだ精神面の治癒や失われた社会性の回復という意味もあります。

少し話が難しくなってしまいました。私たちは自分と自分の周りの人々が元気でいることを願います。お正月、無病息災を願った方はたくさんいることでしょう。ただし、人々がみな元気であることを望むのは、逆を言えば、この世界には元気になれないようなことがたくさん存在しているからとも言えます。2022年はどうなるのでしょうか?コロナウイルスの感染症はどうなるのでしょうか?一人一人が抱えている不安や課題もあることでしょう。イエス様の言葉は、病気だけでなく、様々な要因で元気を出せない私たちに、今なお向けられている言葉です。「子よ、」と呼びかけられているのは、まさしくこの私なのではないでしょうか。

新学期、元気に幼稚園に来てくれることを楽しみにしていますが、お家の人たちが恋しく元気に来れないかもしれません。でも、安心してください。元気のない一人一人に向き合える霊泉幼稚園でありますから。

記:園長 山田原野

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